穏やかになりたい

バッチフラワーレメディのセッションでいらしてくださっているTさん。
1年くらい前から、トリートメントボトルを何度か作りにきてくださっています。

当初から「穏やかになりたい」「人の目を気にせず自分らしくいたい」とおっしゃっていました。
風で揺れる木を見ると、まるで自分みたい・・・とも。

毎回7種類のレメディを選んでブレンドするのですが、
今回は2種類のレメディーでトリートメントボトルを作りました。

選んだものはセントーリーとゴース。

セントーリーは
「人の思いや要求を優先し、自分を主張できず、気弱になったり相手に合わせすぎてしまう時」に使います。

日頃から、人のことを気にして自分が出せない、自信がない、私なんて…とおっしゃっているTさんなので、
こちらを毎回のトリートメントボトルに選んでいました。

ゴースは、
「もう改善されることはない」「何をしても無駄」と自ら希望を捨て光が閉ざされたように思う時」に使います。

いつも人の言いなりになってしまう、いつも気弱になってしまう、自信がないのはなんでだろう?とTさんと話をしていると、
Tさんの子供のころの環境が影響しているのでは?とたどり着きました。
子どものころに家族から認めてもらえず、いつも自分にふたをしてきたそうです。
自分にふたをしてしまうくらいなので、もう何をしても無駄とあきらめてきた感情もあったと思います。

Tさんが、これ!と心にピンときたのか、ゴース1種類でもいいですか?とおっしゃりました。

もちろん1種類でトリートメントボトルを作れますが、
今回は、人を気にせず自分らしくいたいという思いもずっとあったため、
セントーリーとゴースの2種類で作ることにしました。

自分にふたをしてきたということは、ある意味自分を守ってきたふたでもあります。
ふたが完全に悪いものというわけではありません。
ふたをしてきた自分を認め、もうふたはいらないと無意識下で気づけてきているから、ゴースにたどりつけたのかも知れません。

ゴースを選んで作ったボトルを手にしたときのTさんの笑顔がとても穏やかに感じました。
バッチフラワーレメディ、やっぱりすごいなあと改めて感じさせられました。